2009年12月03日

強さの計算はどのようにおこなっているのですか?

強さの計算はどのようにおこなっているのですか?

たまに、ご質問をお受けすることがあります。
今回は「強度の計算」についてふれてみたいと思います。

A. 熟練の設計士が確認申請業務を通して計算を行っています。建物のX軸方向とY軸方向だけでなく全体のバランス計算までしっかりとした計算を行っています。
木造の場合、建物が地震や台風の影響で倒壊しないように、水平力にたいして踏ん張れるよう柱と柱の間に筋交いをいれたり構造合板などを壁に貼り付けて、補強いたします。この壁を『耐力壁』といい、計画している建物にどのくらいの耐力壁が必要なのか計算することを『軸組計算』といいます。当社は『一級建築設計事務所』も兼ねていますので、確認申請業務の中でこの構造計算を行っております。

軸組計算の基準数値は建物の床面積と見付面積(建物の姿図、立面図)によって決まり、各階ごとに張間方向・桁方向でその基準を満たしていることが必要になります。他にも屋根に使用する材料の種類や重さによっても基準が異なってきます。

こうした条件を考慮した結果、「耐力壁がこのくらい必要です」という『必要壁量』が算出されます。例えばある条件から必要壁量が5000㎜必要と出たら、筋交いや構造合板などを貼り付けた壁(耐力壁)の長さが5000㎜ということですが、筋交いの種類や構造合板を貼り付けた場合では壁倍率が1.5倍、2倍、4倍と違ってきますので、全て4倍の壁倍率のものなら5000÷4=1250㎜の耐力壁が必要ということになります。


posted by hazemoto at 14:24| Comment(33) | 日記 | 更新情報をチェックする

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